アラフォー主夫の「毎日が男の料理だ」

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「新卒が足りない」のはあたり前。それでも続けるのは社長のプライドだからでしょ!

9/30日から5日間にわたって日経新聞に連載された特集「新卒が足りない」。

 

6年ぶりに高卒の有効求人倍率が1倍を超えて高卒を含めた新卒学生が採れない「新卒不足時代」になったらしい。

 

各社がどうやって新卒を確保しているのかその苦労が書かれているわけだ。中には70人の社員がお祝いする「劇場型採用」とか内定式で2年目の社員がダンスを披露するとか、それはむしろ逆効果なんじゃないですかね?というような内容もある。

 

どうしてそこまで新卒採用にこだわるの?

 

確かに年間で何百人とか採用するような大企業は新卒一括採用の方が楽かもしれないけど、「今年の新卒採用は10人が目標です。」なんて言ってる会社が新卒採用の必要はないでしょ?確かにまだどこでも働いたことがないから、自社に都合の良いように教育するのは楽かもしれないし、若いから体力もありムリも出来るかもしれない。でもね、これだけ20歳前後の人口が減っている中でその規模の会社が新卒で採用活動するなんてどう考えても無理ゲーだよ(2014年の新成人数は121万人、20年前の1994年は200万超)。

 

「新卒採用目標が5人の会社の社長が経営者仲間と来年の採用活動に向けて大学教授に話を聞くために四国へ飛んだ」とかは、もはやギャグですか?という話。

 

ようは社長のプライドが新卒採用をつづけるんだろうね。

「ウチの会社は今年新卒10人とりましたよ!」とか「ウチは大卒だけで15人ですよ」とかさ。そういったことを仲間内で自慢したいがために新卒採用を続けているとしか思えない。

新卒以外にも採用できる人はいると思うけど、そのためには事業をきちんとやり利益を出し続けるとか社員の待遇をよくするとか多様な働き方を提案するとか。新卒にこだわるプライド捨てれば、人はくるんじゃないの?新卒採用にかけている時間は本当にあなたの会社に必要ですか?

 

カリスマ経営者と言われる人たち、例えばサントリーに移籍した新浪さんとかユニクロの柳井さんとか孫さんとかが「ウチは新卒一括採用やめるよ!もうそんな時代じゃない」って言ってくれれば雰囲気はガラッと変わるんじゃないかなと思う。新卒採用にプライドがある社長たちはそういうのに弱そうだしノってきそう。空気が変わるのって大切だと思う。そして是非早く変わってほしい!

 

そして、その節はシュフも採用してくださいね。よろしくお願いします。