トヨタの決断 次は政治家の皆さんの番じゃないですか?
いくら政府が配偶者控除を廃止しても(まだ廃止されていないけど)会社が支給している配偶者手当がそのままでは効果は半減。そういった意味では今回のトヨタの決断は大きいし正しい。
配偶者に対して手当を出すのではなく子どもに対して手当を出すという方が同じ金額を出すのであれば合理的でしょう。
夫婦でどちらかが働くのか、両方働くのかを選ぶのは夫婦によって自由だ。ただ本当は働きたいのに制度的に働かないほうが得という選択肢があるのは良くないと思う。
トヨタのこの決断で他の企業も動き出すだろう。でもウチは(高額な)配偶者手当を変えないという会社もあるだろう。どっちがいいのか?
後者の会社は配偶者が働くなんて不可能なくらい本人を働かせる気なんだろうと思う。逆にトヨタは配偶者に働いてもらうのは問題ないし、本人にも無理な働かせ方はしないという決意を感じる。
それにしてもトヨタ。女性の役員登用(失敗したけど)や下請けに値引き要請しないことだったり、ボーナスの妥結額だったり、今回の件も含めて攻めてるね!(いい意味で)
やっぱり社長が創業家だからいろいろやりやすいのかな?そこは普通のサラリーマン社長と違うところだ。
単純な世襲はよくないと思うけど、創業家出身の優秀な人が出てきた時には社長をやってもらうというのは案外いいのかもね。